2019年3月15日金曜日

オペレーティング・リースってなに?

こんにちは!

3月になり、春の気配を感じているこの頃です。
さて、今回は企業の税務対策で活用されている、オペレーティング・リースについて書きたいと思います。

オペレーティング・リースとは、出資者が任意組合や匿名組合に出資し、それらを通じてリース商品を購入して、ユーザーに貸し付ける仕組みのことです。リース商品には航空機や船舶、コンテナボックスなどがあります。リース商品をユーザーに貸し付けてリース料を得るとともに、最終的に市場で売却します。リース期間中はリース料、売却に際しては市場動向次第で売却益を期待することができます。

・減価償却費で損金を計上する

航空機の例で考えてみます。匿名組合で資産計上された航空機は、匿名組合で減価償却されます。航空機は購入するのに1機当たり数十億円かかります。減価償却方法は定率法を採用するので、事業共用初年度から数年は大きな減価償却費が組合側で計上されることとなります。この減価償却費はリース先の航空会社から受取るリース料収入よりも大きいので、組合は一時的に赤字となります。

さて、組合への出資は、金融商品として取り扱われています。出資した段階で出資者の財務諸表へは、資産の部に「有価証券」や「出資金」などの科目で計上されています。出資先の組合が大きく損失を計上すると、持分に応じた割合で損金に計上することができます。

匿名組合の減価償却費は定率法を使っているので、1年目、2年目、3年目とだんだん計上額が減少していきます。すると徐々にリース料収入が償却費を上回ることになるので、数年後には評価損を計上することはなくなります。

事業開始から数年間は赤字で損失を取り込み、リース期間が終了すれば組合は航空機を売却して、この売却代金を出資者へ分配し利益を計上して、事業終了となります。


・オペレーティング・リースの注意点
①途中解約ができないので、満期まで資金が固定化してしまう
②元本保証がない
③ドルベースで為替の影響を受けるものもある
途中解約ができませんので、計画的な導入が必要です。


弊社では、様々なオペレーティング・リース案件をご紹介できます。
ご興味がおありでしたら、みどり財産コンサルタンツまでご連絡ください。

2018年11月19日月曜日

不動産の小口化商品ってなに?

こんにちは。
11月に入り肌寒くなってまいりましたが、体調は崩されていないでしょうか。
私は本日、洋服ダンスからコートを引っ張り出してきました!

さて、今回は不動産の小口化商品について書いてみようと思います。
不動産の小口化というのは、簡単に言えば、一つの建物をみんなで所有しましょうということです。
数十億という建物を購入することが難しい場合でも、細かく分けて小口にすれば所有しやすいですよね。(一口100万円~1000万円が主流です)
購入した不動産はテナントに転貸され、賃料収入が持ち分に応じて定期的に入ってきます。
また、最終的には物件を売却し(10~15年後が多い)、売却金を持ち分に応じて分配するというものが主流です。

仕組みとしては、「不動産特定共同事業法」に基づき、「不動産特定共同事業者」を理事長とする任意組合を結成します。
また「不動産特定共同事業者」は出資金が集まり次第、対象不動産を取得するとともに、サブリース会社に賃貸します。
サブリース会社はテナントを募り、入居者に転貸します。
・・・と書いたものの、言葉では非常に分かりづらい!
ということで、図を作成してみました。(クリックすると大きくなります)


次に、メリットとデメリットについて考えてみます。
・メリット
①好立地の不動産は高価格だが、小口化なら取得しやすい
②贈与時、相続時には不動産の評価額を時価より圧縮できる(税金が安く済む)
③いくつかの物件に分けて投資することで、震災リスクを分散できる

・デメリット
①投資元本や賃貸収入が確実に保証されるわけではない
②売却したいときにすぐに売れない可能性がある(持分に応じた買い手を探さなければいけない)

さて、この不動産小口化商品ですが、投資利益の追及だけでなく、贈与・相続税対策としてとても強力な仕組みになっています。
税金の計算時に相続税評価額を使うことができるため、8割以上評価を減額できる物件もあります。
お子様やお孫様への資産の効率的な移転のため、検討される方も多いようです。
弊社は独立系ということもあり、様々な不動産小口化商品の組成業者をご紹介できます。
関心がおありでしたら、ぜひご連絡ください。

2018年8月22日水曜日

法人保険の全損、半損ってなに?

皆さま、こんにちは。
入社して早いもので三週間が経ちました。
各種税制や金融商品の勉強を行う日々です。

さて、今回は法人で加入する全損や半損の保険について書きたいと思います。
法人が保険の契約者になって、社長など会社役員や従業員を被保険者とする保険です。
全損、半損とは、全額損金、半額損金という意味で、かける保険料の全額や半額を「損金」として扱うことが出来る保険です。

ところで、法人税の計算では、所得に対して税金をかけます。
所得とは「所得=益金−損金です。
損金が多い方が所得が低く抑えられ、結果として税金が少なくて済みます。
税金対策として、全損や半損の法人保険を活用している会社が多くあります。

さてこの保険、保険料を支払っている間は損金になるので節税出来る、やったー!なのですが・・・
そんな簡単でもありません。留意しておくべき点があります。
保険料が損金になるタイプの生命保険は、その保険が満期になったり、死亡などにより保険金が支払われたり、または中途解約して解約返戻金を受け取る場合、益金としてカウントされます。つまり法人税がかかっちゃうんですね。。
なので、法人保険を使ったこの仕組みは「税金の繰り延べ」と言われています。課税の時期を先延ばしにするという意味です。
大切なのは、受取り時(課税時)にどうするかという点ですね。

弊社は独立系ということで、各保険会社の様々な商品から、お客様に一番合った商品をご案内しており、また、出口戦略のアドバイスも行っています。
ご相談、お待ちしています!

2018年8月7日火曜日

ご挨拶。

8月1日付で、みどり財産コンサルタンツに入社いたしました本郷光一郎と申します。
大学卒業後、金融機関勤務を経て、この度お世話になることになりました。
今は弊社で取り扱う様々な金融商品について勉強中です。
日々勉強を行い、最適な提案ができるよう精進いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
本郷

オペレーティング・リースってなに?

こんにちは! 3月になり、春の気配を感じているこの頃です。 さて、今回は企業の税務対策で活用されている、オペレーティング・リースについて書きたいと思います。 オペレーティング・リースとは、出資者が任意組合や匿名組合に出資し、それらを通じてリース商品を購入して...